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第10章 夜の不思議 / 花の精<抜粋> [ドイツ絵本『みつばちマーヤの冒険』 ]

『みつばちマーヤの冒険』
作 WALDEMAR BONSELS  絵 Anton M.Kolnberger 1953年
10maja1953a.jpg

マーヤは花の精があまりに美しいのか、涙がでてきました。
花の精はマーヤのそばに飛んできました。
「私たち花の精は、生まれた花で7日間生きるのよ。そこを離れれば、夕焼けのときに死ぬの」
とマーヤにやさしく話します。
「あなたは昔も他の精だったの」とマーヤは聞きました。
「ええ、でも花で寝ている間にすべて忘れてしまうわ」とマーヤを見てうなずきました。
「それは、とても素敵なことね」とマーヤは叫びました。
「これは地球に生きているすべてに当てはまるのよ」と花の精は言いました。
初めてであったひとの切なる願いをかなえてあげられれば、早くに消えてもうれしいわ。
花の精は初めて出合ったものの希望をかなえられるのよ。
「あなたの願いはなに?」と花の精は聞きました。
「わたし、人間と知り合いになりたいの、人間ってとっても素敵でしょ」とマーヤは
目を輝かせて言いました
「さ、いらっしゃい!一緒に飛びましょう。あなたの願をかなえるわ」。

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